フィッシュリバー キャニオンに挑んでみた6
2015/12/02
ミュールと一緒にトレッキング。
世界2位のスケールのキャニオンに挑んでみた。
ー DAY5
毎日眺めていた星空。
ラッキーにも新月で月がなかったので
写真にもばっちりおさめることができました。
流れ星もたくさんみました。
お願いし放題☆
ナントカ流星群の時に参加できたら、さらに凄そうですね。
Under the milky way in Fish River Canyon
本当はずっと眺めていたかったけれど
自然の中で自然と一緒に過ごしていると
ちゃんと夜の9時には眠くなります。
ぐっすり眠れて
朝日がでる少し前には目覚ましナシでも
ちゃんと目覚めることができる。
体内時計は完全にリセットされて、体調はものすごく快調。
慣れないトレッキングシューズは、
1ヶ月前くらいから履き慣らしておいたおかげで、靴擦れすることもなく
参加者みんなが蛇や虫に噛まれることもなく、
本当にあっと言う間の最終日です。
早朝、朝食の前に1~2キロ程度の場所にある
池のあるポイントへ散策しにいきます。
残念ながら、この時は動物たちに会うことはできなかったけれど
動物が水を飲みにくる姿を見ることができるそうです。
キャンプサイトへ戻って朝食を食べ終えた後、
参加した感想をゲストブックに綴りました。
実はこのツアーに参加した日本人は初だったようで、
「日本語で書いてくれ」とお願いされたので日本語でメッセージを残しておきました。
もしこのツアーに参加する機会があったら見てみてください。
いいとこ取りなこのツアー。
キャンプやトレッキング初心者におすすめしたいです。
以前に別の国の観光業に携わることがあったのですが
いろいろと勉強になりました。
観光客の便利さを優先して開発してしまうのではなくて、
できるだけ自然を壊さずに
最低限のエリアだけで快適に過ごせるような努力をし、
ツアーをつくることの重要性。
看板は建てない。川に橋はつくらない。—–
多少不便でも、そこには新しい発見や感動がある。
季節や時間変化するその一瞬の自然の表情を
そこにいる人たちだけで共有できる特別感がある。
なくてもなんとかできる人間のもっているサバイバル能力で
大抵のことは乗り越えられる。
そしてきっと明日からの自信につながる。
これは観光にかかわらず、
一つの地球の上で自然と動物と人間がうまく暮らしていくために
一番基礎にすべきな考え方なんじゃないかな、と思います。
地球を感じることができたフィッシュリバー。
また機会があったら挑みたいです。