エトーシャ国立公園のトリセツ4
2015/12/02
エトーシャ国立公園(Etosha National Park)のトリセツ4。
ここが地球だなんて信じられないような絶景 −−−エトーシャ・パン
- Etosha Pan (乾季)
- Etosha Pan (雨季)
私がはじめてこのエトーシャ・パン(Etosha Pan)の存在を知ったのは
ここに来てから。実はこんな場所がエトーシャ国立公園の中にあるのです。
もちろん今までに地名は会話にも出てきたし、知っていたのだけど
「干上がっちゃた場所でしょ?」くらいの軽い認識で、
あんまり気に止めてもいませんでした。
見えている視界の全部、
180度以上(300度くらいか?)にひろがる
ほんとうにありえないくらいの、言葉にできない美しい世界・・・
心が宇宙と交信し始めそうな、そんな場所です。
実はエトーシャの滞在中で、一番シャッターを切った場所。
個人的には “この光景を見るため” だけに来てもいいと思うくらい
おすすめの場所です。
☆
このエトーシャ・パンについての豆知識。
エトーシャ・パン(Etosha Pan)は、約4,800km²の広大な塩湖で、
エトーシャ国立公園の中央に位置しています。その広さはなんと東京都の2倍以上。
かつてここは湖といえるほどに水がありましたが、気候変動などで環境が変化して
現在ではほぼ一年中、どこまでも続く真っ白な大地となりました。
雨期に大量の雨が降ると、稀に写真のように美しい光景を作り出すことがあります。
ナミビアのオバンボ族の言葉で、
エトーシャパンとは「偉大な白い大地」という意味を持ちます。