野良ねこより、野良きりんや象に出会う確立のほうが高いナミビアのストリート。
2015/12/03
長距離ドライブをしていてよく見かける、日本では想像できない驚きの光景!
ナミビアは国土が広いわりに、公共交通網が発達していないので移動は基本的に車です。
隣町まで数百キロの移動もあたりまえのナミビア。ドライブ中によくみかける光景を、写真とともにレポートしたいと思います。
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ナミビアで長距離移動をしていてよく見かける風景。
1. どこまでもひたすらつづく一本道。
市街地を出て、都市と都市をむすぶ道路は一本道。超シンプルです。
草が生えていたり、いなかったり。
岩山が見えてきたり、スケール感がはんぱない大パノラマが広がったり。
季節や選んだ道によっては、数時間まったく対向車と出会わないこともあるので、そんな時はちょっと不安になります。
2. 家畜の牛や羊が、横断しようとしている。
ナミビアのルールで家畜を散歩させている人は、赤い旗をもって走行する車にお知らせするというのがあるのですが、あまり人が一緒についていることはなくて、勝手に牛や羊が散歩しています。
家畜として飼われているので、道路よりも杭で囲われた敷地にいるはずなのですが、なぜか道路のすぐ脇にいることも多いです。もしもひいてしまったら罰金で一大事。
3. アラレちゃんかっ!とツッコミたくなる爆走風景
ナミビアの道路はグラベル(未舗装の砂利道)が多いので、ちょっとスピードを出しただけで白い砂の煙がたちます。あれです。アラレちゃんのキーーーンっと爆走してくるイメージがぴったり。笑
もちろん自分も巻き上げているので後ろを見ると景色が見えない。ものすごく爆走している感じに見えます。でも飛び石が多いので、対向車と追い越し車が来たらかなり減速したほうがいいですよ。
4. 野良ねこを見かけるより、野良きりんや野良象に出会う確立のほうが高い。
長距離運転をしていると野生動物に遭遇します。インパラやクドゥ、ダチョウなどはよく見かけます。空港から首都Windhoekまでの道でも野良きりんを見かけたこともあります。
北部地域の方では『象注意』の看板もあるほど、野良猫よりも野良きりんや象のほうが出会う確立が高いですね。笑
5. 120km道路を横切る人、ジョギングする人、ヒッチハイクをする人たち。
街の中心部を出ると道路は時速120km制限になるのですが、街のはずれに住む子供たちは通学などでこの道路を渡ったりしなくてはならず、かなり命がけです。道が真っすぐで走りやすいのか朝や夕方にはジョギングする人もちらほら見けます。
そしてヒッチハイカー。公共交通網が発達していないのでヒッチハイクは日常的な光景なのですが、この120キロ時速道路で車をハイクするのも、車を運転する側も止まってあげるのも大変です。
6. やたら忙しい道路標識。
『次の街まであと何キロ』たいな道路の案内なんてほとんどなくて、たまに『休憩所(道の脇にテーブルとベンチが設置されているだけの簡素なもの)まで1キロ』みたいな看板程度しかないのですが、工事現場に近づくとやたら多い標識。
パラパラまんがになりそう?工事よりも看板に気をとられてしまうくらいです。
重複しているものは写真から除いていますが、ひとつの工事現場だけでも通り過ぎるまでに、これでどーだ!と言わんばかりに10メートル間隔で並べられてます。
手動のGoサインにほのぼの。
おまけ。もうやけくそ?笑