アフリカ名物『ビルトン』は、大人も子供もやみつきになる味
2015/12/02
南部アフリカ地域で知らない人はいない「ビルトン(Biltong)」。
個人的に「お酒のつまみに最高!」だと思うので、家族や友達のお土産に日本に持って帰りたいのですが、残念なことに肉類は加工品でも海外から日本国内に持ち込むことができないようです。
まだ日本ではほとんど知られていない(私もナミビアに来るまで知りませんでした)ビルトンについて紹介したいと思います。乾燥方法に気をつければ日本でも作れるようなのでぜひ一度試してみてくださいね!
ビルトンとは簡単にいうと肉を味付けして乾燥させたジャーキーなのですが、アメリカのジャーキーと違う点は、いろいろなスパイスやビネガーを使っています。
ひとくち食べるとギュっとつまった肉本来のうま味に、ピリッときいたスパイスの香りが広がります。
ナミビアではビルトン専門店もある他、スーパーマーケットには絶対と言ってよいほど、肉屋とは別に専用の量り売りコーナーがあります。肉の種類は牛・豚・羊の他に、クドゥー、シマウマ、ダチョウ、スプリングボックなどの「ゲームミート」と呼ばれる猟獣肉のビルトンが売られています。
地方や店ならではの味付けや、堅さの違い(ジャーキーのような固めのものやソフトタイプがあります)があるので、その種類は数えきれません。
日本人に自分の好みのラーメン屋があるのと同じ感覚だと思うのですが、ナミビアンにはそれぞれ『My favourite ビルトン屋』があります。ナミビアではおやつ代わりに大人も子供も食べます。
ナミビアでは家庭で作ることも多いのでビルトンメーカーや専用カッターなども売られています。